LINE自動応答メッセージの例文・テンプレ付き完全ガイド【営業時間外・予約・問い合わせ】

LINE公式アカウントの自動応答メッセージは、問い合わせ対応や予約受付を自動化し、即時レスポンスを実現する基本機能です。

本記事では、営業時間外/問い合わせ/予約などの用途別テンプレを公開し、設定手順・運用のコツ・トラブル対処まで解説します。

そのままコピー&ペーストで使えるので、今すぐ反映できます。

目次

自動応答メッセージとは?

ユーザーから届いたメッセージに、あらかじめ用意した文面を自動で返信する機能です。

問い合わせや営業時間外の対応に役立ち、返信待ちのストレス軽減人手不足の補完に効果的です。

主なメリット

  • 24時間対応:営業時間外でも即時返信で安心感を提供
  • 人件費の抑制:定型対応を自動化してスタッフ負担を軽減
  • 配信コスト不要:自動応答は通数カウント対象外(無料)
  • 取りこぼし防止:一次受けを自動化し、後追い連絡を漏らさない

自動応答の仕組みと応答タイプ

1. キーワード応答

  • 事前登録した語句と完全一致で反応(例:「営業時間」「アクセス」など)
  • 1つの応答に複数キーワード登録可
  • FAQ自動化に最適

2. 一律応答

  • どんなメッセージにも必ず自動返信
  • 営業時間外や混雑時の一次応答に有効
  • 複数文面登録でランダム返信も可

ポイント: 営業時間内は「キーワード応答」、営業時間外は「一律応答」をONにする時間帯運用が王道です。

自動応答メッセージの設定方法

PC(LINE Official Account Manager)

  1. 管理画面にログイン → 「設定」>「応答設定」
  2. 「応答モード」をチャットに変更
  3. 「応答時間」をON → 営業時間を設定
  4. 「応答メッセージ」をONに設定
  5. 「ホーム」>「応答メッセージ」>「作成」をクリック
  6. 応答タイプを選択(キーワード/一律)
  7. 文面やメディアを設定 → 保存

スマホアプリ版

  1. ホーム → 「応答メッセージ」>「作成」
  2. タイトル・応答タイプを設定
  3. テキスト入力・画像追加
  4. 「利用開始」をタップで有効化

注意: 「手動チャットのみ」では自動応答が動作しません。「手動チャット+応答メッセージ」を選びましょう。

【テンプレ付き】自動応答メッセージ例文集

⏰ 営業時間外(一次応答)

【友だちの表示名】さん、メッセージありがとうございます。
ただいま営業時間外のため、すぐにお返事ができません。
翌営業日中に担当スタッフより順番にご連絡いたします。

📅 営業時間:平日10:00〜18:00
お待たせして恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

💬 お問い合わせ対応

【友だちの表示名】さん、メッセージありがとうございます😊
内容を確認のうえ、担当スタッフより順番にご返信いたします。
お急ぎの場合はお電話(000-0000-0000)もご利用ください。

🗓 予約受付(入力ガイド付き)

【友だちの表示名】さん、ありがとうございます。
ご予約の受付は、下記の情報をお送りください👇
① お名前
② ご希望日時(第2希望まで)
③ ご希望メニュー/コース

確認後、スタッフより確定可否をご連絡いたします。
※やり取りは他のお客さまには公開されません。

🧾 よくある質問(キーワード応答例)

  • キーワード: 営業時間
    → 当店の営業時間は平日10:00〜18:00、定休日は土日祝です。
  • キーワード: 予約
    → 「お名前・日時・メニュー」を送ってください。担当よりご返信します。
  • キーワード: アクセス
    → 〇〇駅から徒歩3分。地図はこちら→URL
  • キーワード: クーポン
    → LINE限定クーポンはこちら🎁(有効期限:〇月〇日まで)

🚦 混雑時(遅延通知)

【友だちの表示名】さん、ただいまお問い合わせが混み合っております。
24時間以内に順番にご返信いたしますので、今しばらくお待ちください。

📦 物流・EC(発送/配送案内)

【友だちの表示名】さん、ご注文ありがとうございます。
現在、出荷手配中です。発送完了後に追跡番号をお知らせします。

キーワード応答設計のコツ

  • 表記ゆれを複数登録(例:「営業時間」「営業時間は?」「何時から営業?」)
  • 主要トピックを網羅(予約/アクセス/支払い/キャンセルなど)
  • 短語+問い合わせ調をセット登録
  • FAQ上位5件から段階的に拡張

効果を上げる運用テクニック

  • 時間帯切替: 営業内はキーワード、外は一律応答ON
  • リッチメニュー連携: 「予約」「質問」ボタン→キーワード自動送信
  • テンプレ更新: 季節・キャンペーンに合わせ文面更新
  • 有人チャット移行: 複雑な内容は担当対応に切替
  • CTA明確化: 電話・フォームなど代替導線を常に記載

トラブル時のチェックリスト

チェック項目原因
応答モード「手動チャットのみ」設定
ステータス応答メッセージがオフ
スケジュール期間外/過去日設定
キーワード一致記号・空白のズレでマッチせず
時間帯設定営業時間内に自動応答を無効化している

よくある質問(FAQ)

自動応答は無料ですか?

はい。通数カウント対象外で無料です。

すべて自動返信だと不安です。

一次対応を自動化し、個別要件は有人対応に切り替えると安心です。

登録キーワード数の目安は?

上位5〜10件のFAQから始め、ログを見て拡張します。

予約ミスを防ぐには?

入力ガイド(名前・日時・メニュー)をテンプレに含めましょう。

まとめ:自動応答で“待たせない体験”を標準化

営業時間外や混雑時でも即時レスで安心感を提供し、FAQ対応を省力運用できます。

まずは本記事のテンプレを導入し、時間帯切替+リッチメニュー連携から始めてみましょう。

小さな自動化が顧客満足と現場の余力を生み出します。

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総合評価
( 5 )
メリット
  • 操作が圧倒的にわかりやすい
  • リッチメニューの出し分けや反応分析がしやすい
  • 外部ツール連携がしやすい
  • 運用コストが比較的抑えやすい
デメリット
  • サービス内での決済連携はやや弱い

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